性別について

男の子が欲しい、とか、女の子が欲しいとか
人それぞれだと思うし、子供に恵まれない人からすれば、「性別を言うなんて贅沢だ」と
怒られてしまうかもしれない。
それでも、どうも私はかなり女の子が欲しかったらしく(自分でもそこまで自覚してなかった)
「ほぼ間違いなく男の子だね」と言われ、思った以上のショックが襲った。
 
女の子が欲しいな〜
って、今回の妊娠の際に具体的に考えていたわけではなくて、
結婚する前からそんな話題になった時に「私は女の子がいいな」と漠然と思ってたり、
自分自身が一姫二太郎の兄弟なので、「男女どちらも育てたい!」ってのは結構強くあったかな。
それと、いとこの家の男二人っていう兄弟が小さい頃けんかばかりで激しくて
結構嫌な想いをしたので、「男二人だけは絶対やだな」というのも結構あった。
 
だから、自分の中で、
1、できれば女の子と男の子と1人ずつ欲しい
2、男二人だけは絶対ヤダな
3、同姓の兄弟なら女二人の方がいいや
というのは譲れない一線と思っていたのよね。
 
それがまだ第1子とはいえ、男の子と決定してしまうと・・・
1の確実性がなくなり、2の危険性が出てきて、3の可能性は消える
という。なんともお先真っ暗な一番望んでいない状況になるのではないかとおもってしまって。
 
ずずずーーーーーーんと、落ち込んで、下手すると涙がポロリ。
お腹の赤ちゃんにはすごく申し訳ないんだけど。
 
それから、色んなことを考えたり行動したりした。
 
まず、男の子のお母さんに男の子の良さを聞きまくった。
それと女の子の嫌なところも聞きまくった。
・いつまでも幼くて甘えてくれる
・母親にとって息子は最後の恋人
・男の子の方がママに優しい
・女の子は自分の嫌な所も引き継ぐからムカツク時がある
とか。あとは「教えてgoo」とかでもそう言う話を読み漁った。
 
次に、義母に報告して(義母は男の子二人の母)オットくんの家系が
いかに男家系か聞くことになった。
 
オットくん自身も男二人の兄弟だ。
今度弟くんにも子供が生まれるが、既に男の子と判明している。
オットくんの子供(つまり私のお腹の中の子)も、男の子。
オットくんの父側の兄弟は四人兄弟で1人だけやっと女の子だが、その子供はほとんど男の子。
オットくんの母側の兄弟も四人兄弟でここは男1女3と男家系はなりを潜めているが、
その女の子の誕生がその家系で100年振りの女児誕生であった。
この四人兄弟の子供は、10人のうち9人が男の子である。
 
この話しを聞いて、やっと本当に吹っ切れた気がする。
太刀打ちしても無駄だ・・・
こりゃ、第2子も男の子決定だ。
それならば、開き直って男の子を楽しもう。
女の子なんて望んだ方が間違いだった。
 
そうして数日で私は、腹が座ったのであった。