戌の日 安産祈願

本当の戌の日は、妊娠5ヶ月目の「戌の日」をさし、
私の場合はネットに調べたところによると(後で産院にも教えてもらったけど)
4月の8日・20日でした。
が、当然週末にかかるわけもなく、戌の日前後であるということで、
24日(日)に家族総出でにぎにぎしくイベントしてまいりました。
と言っても、うちら夫婦+私の両親+オットくんの母の総勢5名ですが。
 
行き先の神社は「宇美八幡宮
http://www004.upp.so-net.ne.jp/umi8man/u_frame_1.htm
我が家から車で10分程度の道のりですが
ラッキーなことに、全国的にも有名な安産祈願の神社だそうで・・・
遠方からも祈願にみえるそうです。
近所にある小さな神社だから、まさかそんなに大層なものとは思いもしなかった(笑)
 
とにもかくにも、戌の日の祈願なんて初めてだし、何を用意していいやら
いくらぐらい包んでいけばいいやら全く分からずさあ大変。
知っていることと言えば、
「犬は安産で知られる動物で、その安産にあやかって、
5ヶ月目の戌の日に、腹帯を巻き、安産祈願をするらしい」ということだけ。
ネットで色々「戌の日」で検索するも、一般的な内容しか載っておらず回答が得られない。
困っていたら母が「イマドキのことだから、宇美八幡ドットコムもあるかもよ」
と、言われ、大笑いしたものの、実際「宇美八幡宮」で検索したら
ホームページがちゃんとありました。
すごいな、母。インターネットもほとんど使えんのに。
 
で、宇美八幡宮の場合。よくある質問コーナーまで完備!
・ご祈祷予約は不要。9:00〜16:00
・ご祈祷料は5、000円(安産のお守り・お神酒・杯つき)
・腹帯は用意していっても行かなくても良い。
・用意していない場合は、神社でも3,000円で販売。
・腹帯は昔ながらのさらしタイプでもいいし、最近のガードルや腹巻風のものも可。
・腹帯は巻いてこないで、持参する
 
不安は一気に解消!
 
当日は、10時半に集合して、早速宇美八幡へ。
受付をすると、持って行った腹帯に安産祈願の印鑑を押してくれ、
祈祷のときにはそれをひざの上に置いて受けるように言われました。
更に、お守りやお神酒なども頂き、待つこと10分少々・・・
私たちの番が来たので、全員で祈祷の場所に入れてもらいました。
他にも6組ぐらいの家族連れがいましたが、いづれも子供が生まれて1ヶ月のお宮参りで
安産の祈願は私だけでした。
祈祷はせいぜい15分ぐらいのもので、なんとか正座も大丈夫でした。
 
祈祷が終わると、お神酒を振舞われ、私が少し飲んで
そのあと家族のみんなで回し飲み(笑)神社の指示ですよ。
 
ホッとして、今度はこの神社のもうひとつの名物(?)
「子安(こやす)の石」のところに行きました。
ご本殿左の奥に湯方社(ゆのかたしゃ)というのがあるらしく、
そこにもお参りをして安産をお祈りし「子安の石」というのを預かって帰ります。
「子安の石」とは、既に無事出産した人が子どもの名前などを石に書いて
神社に奉納しているもので、私のように今から出産する妊婦さんは
その無事な出産にあやかるため石を預かって帰ります。
それを神棚にまつって出産までを過ごし、無事に生まれた暁には
今度は新しい石を探して自分の子どもの名前などを書いて、お宮参りのときに
預かっていた石と新しい自分の子の石をお返しする・・・
そんな慣わしだそうです。
次の妊婦さんの安産のお守りとして、また使われるんだね〜
 
湯方社(ゆのかたしゃ)をまいることはすっかり忘れ、5人で
男の子の名前の石で、「安産でした」って書いてある、手ごろな大きさの
感じのいい石を探すのに、すっかりエキサイト。
吟味して、お預かりしてきました。
 
人によっては、他人が持っていた石を持って帰るなんて気持ち悪い、
という人もいるけど、まあせっかくなのであやかってみることに・・・
 
1時間半ほどで帰宅して、ちょうど12時。
母と私が前日から用意していた料理で、みんなでお食事。
食事の後、記念撮影と、腹帯を義母に巻いてもらって写真撮影。
義母は3時ごろ帰宅してゆきました。
 
妊娠中のこういうイベントは、これだけだと思うので
無事に済んでほっとしました。
安産でよろしくお願いします(*^_^*)