KAN 『弾き語りばったり #2』 8都市て! Good!

今日は、前々から楽しみにしていた、KANのライブに行ってきました!
妊婦だから遊ぶ内容に制約があるけど、コンサートはOKよね、ってことで、
先日、「Live Image」に。そして今日は第2弾でKANのライブに(^^♪
実はもうすぐ第3弾もあるのだ〜
こんなに短期間にいろんなコンサートに行くことはめったにないので
すごく贅沢な気分だ。
 
で、問題のKANですが・・・
KANって?ええ。あの「愛は勝つ」のKANさんです。
「まだいたの?」とか言われそうで怖いんですけども、
愛は勝つ」で知って以来、「愛は勝つ」自体に特に思い入れはないのですが、
アルバムを聞いてから、すっかりはまってしまったんです。
という訳で、ファン暦はかれこれ・・・何年?
愛は勝つ」はKANさんの5枚目のシングルになるんですが、
この発売が1990年。ってことは私のファン暦は15年か〜。
 
KANさんのよさは、ずばりそのキャラクターとメロディーと歌詞です。
キャラ的には「ダジャレ好きのサービス精神旺盛なおじさん(おっと失礼!)」です。
いまさら新たにKANさんのアルバムを入手して聞いてみようという方は
いらっしゃらないかも知れませんが、声はかわいそうなぐらい伸びませんが
メロディーと歌詞は、ホントに綺麗で、じんとくる曲も多いです。
自分に自信のない男性には、勇気をくれる曲がいっぱいです。
それと、女性にとっては「こんな風に思われて、愛されたら幸せだな〜」
という曲がたくさんあります。
 
KANさんは、知らない人には「まだいたの?」って感じだと思いますが、
ちゃんとこうやって固定ファンが存在していて、
KANさんも私たちファンを楽しませるためにがんばってくれてるんですよ。
 
なんと、今月オープンしたばかりの本人様がやっているサイトもあるんです。
http://www.kimurakan.com/
 
ちょっと、布教したい思いが募って、つい熱く語ってしまいました。
ライブの話に戻ろう。
 
今回のライブは、本当に贅沢なものでした。
席がせいぜい150席ほどの小さなホールでしてくれたんです。
私は前から3列目の中央でしたが、全部で6列しかない(笑)
アットホームな雰囲気で、こんなに自分の好きなアーティストと
間近で過ごせるチャンスがあるとは、なんだかもう夢心地でした。
6時開場・6時半開始だったんですが、会場に入ったら、
先にKANさんの方が来ていて、ピアノをウォーミングアップで弾きながら
「いらっしゃ〜い♪」みたいな感じで迎えてくれました。
 
2時間、歌とお話が半々ぐらいのステージで、お話の8割はダジャレ混じりの
笑ってばかりで楽しい時間になりました。
 
もしももしも、「愛は勝つ」以外のKANの魅力を知ってみてもいいかなぁ・・・
という奇特な方がいらっしゃったらいけないので、
私の大好きな曲をいくつか書いておきます。
 
●歌詞が切なくてじんとする曲
1.秋、多摩川にて(アルバム:弱い男の固い意志)
2.東京ライフ(アルバム:HAPPY TYTLE 幸福選手権・ベストにも収録)
3.永遠(アルバム:ゆっくり風呂につかりたい)
ほかにもたくさんあるんだけど・・・
 
●オチの利いた楽しい曲
1.健全安全好青年(アルバム:野球選手が夢だった)
2.ぼくの彼女はおりこうさん(アルバム:ゆっくり風呂につかりたい)
3.適齢期LOVE STORY(アルバム:GIRL TO LOVE)
4.甘海老・焼肉でも行きましょうよ(アルバム:弱い男の固い意志)
5.サンクトペテルブルグ・ドラドラドライブ大作戦(アルバム:Tiger Song Writer)
ほかにもたくさんありすぎて・・・
 
なんかね、こんなに羅列してもしょうがないんですけど、大好きなんです。
 
なんていうか歌詞が、心のつぼをつくんですね。
同じことを表現するのでも、KANさんが選ぶ表現は、一味違ってて。
 
恋してドキドキして、好きな人が目の前に来たら「キュー」っと胃が痛みません?
KANさん流では「肺の下の左奥がつらい〜」となります。
 
自分のちっぽけさに改めて気づかされるときってありません?
KANさん流では「ああ、僕の視野が狭いのか、それとも世界が広すぎるのか」と。

忙しさに押しつぶされそうなときって、ありません?
KANさん流では「新聞も読めずに靴を履く」
 
都会の冷たさやその生活に疑問を感じたとき、そんな状態を
KANさん流では「雨が降っても、道を選べば、傘をささずに歩ける」と。
 
ああ、分かる〜なんか、分かる〜って時と、
同じ事を自分とは違う目線で見せてくれるときとあって。
素敵な人です。
愛は勝つ」という分かりやすすぎる曲が売れちゃったせいで
あの印象ばかりが強くて、他のいいところが世間に知られずに来てしまって残念です。
これからも、応援していきたいって、思ってます。