分娩指導

今日は、待ちに待った産婦人科での「分娩について」の説明会でした。
集まった妊婦は私も含め6名。5人は男の子のママという比率。
 
予想通り、先生の奥様(助産士さん)登場!
もう、ほんっとにね、愛想のない旦那と違って、
話はうまいし、目を見て話して不安を取り除いてくれる感じで、いやもう
「このお方の言うとおりにしていれば大丈夫なのね〜」
という不思議な安心感が得られました。
「私が言うのは何だけど、うちの院長ももうちょっと愛想がよければいいのにね」と
言いつつ、「ああ見えて、生むまでは厳しいけど、頑張って生んだ後は意外と優しいよ」
とフォローしていた。さすが奥さんだね。
 
まず、解消された不安が病院の上階の改装が済んで
なんと!部屋数が大幅に増えたらしい!!
これで、分娩室にそのまま泊まったり、先生の自宅にお泊りという恐ろしい事態は
なくなったそうです。いや〜んよかった。
 
<お産の時期的な説明>
35週になったら・・・張ってもガンガン歩いて、赤ちゃんが降りてくるようにすべし。
37週になったら・・・正期産に入る。41週+6日までは正常範囲。
38週になったら・・・内診再開。子宮口の固さや赤ちゃんの頭の降り具合を触って確認。
 
<産院の方針>
1日1時間必ず歩き、汗だくになって家事をして、しっかり赤ちゃんが降りてくるように
頑張ること。そうしたら、体力もついて、きっと自然の力で生むことができます。
極力、陣痛促進剤は使いません。
 
<陣痛が来たら・・・>
「陣痛のような、そうでないような・・・」ぐらいでは絶対生まれないので、
間違いなく、激しい陣痛が10分間隔になったら、電話する。
その後5分間隔になってから入院するぐらいでいい。
破水の場合は、電話して入院し、陣痛が起こるのを待つ。(少数派)
出血がある場合も一応電話する。
 
<心構え>
どうせこれだけ説明してもパニックになって忘れるので、あまり神経質にならず
「言われたとおりにすれば大丈夫」とだけ思っていれば良い。
忘れても何度でも説明してあげるので、心配しないで、だそうです。
1つ、覚えておけるなら、痛いからと息を止めないで「ゆーーーっくり息を吐く」
ことだけ心がけて。
 
<陣痛→分娩>
入院したら、入院する部屋で分娩を待つ。
そこでは旦那さんと一緒にいて、看護婦さんや助産士さんが「旦那さんにもいろいろ
アドバイスをしてあげるので、安心してね!」とのこと。
旦那さんも積極的に出産に関われるように、「ここをマッサージしたら少し楽」とか
そんなことも言ってくれるそうです。
子宮口が10センチ(全開大)で分娩に至るけれど、
3〜4センチの開きになるまでが非常に長く、そうなってから入院しても充分間に合う。
 
分娩室に移ったら、パジャマの上だけで分娩台にのぼり、
左手には点滴の確保だけして置くそう。
子宮の収縮が正常に行われずに出血が続いたときに、子宮収縮の薬を入れるためだそう。
 
問題の(?)会陰切開は・・・
様子を見て初産婦さんの場合はほとんどの人がするそうです。
100%じゃないらしいので、一応伸びがよければしない場合もあるけど
ほとんどすると思っておかないとだめみたい。
うちの病院の場合は、経産婦さんはしなくて済む人が多いらしいけど。
先生は切開も縫うのもお上手だそうで、抜糸もないし1ヶ月もすればきれいになるから
心配しないでね・・・って。
 
<夫・家族の立会い>
どちらかというと、積極的に勧めているようです。
希望する場合は、妊婦の枕元側に立って立ち会えるし、(あまりグロイところは
見られないような配慮もしてくれるらしい)
夫でも母でも誰でもいいし、ビデオでもカメラでも自由にどうぞ、って。
 
最初、希望する旦那さんは半々ぐらいだそうだけど、
結局だんだん陣痛で盛り上がって、看護婦さんや助産士さんが
「さあ、いよいよです。分娩室に移りましょう。」と言う時には、
勢いでというか、自然に分娩室まで行って立ち会うことになる場合が多くて、
この産院では95%ぐらいの率で旦那さんが立ち会うそうです。
そして、ママは「終わった〜」と放心していて、旦那さんのほうが感激でウルウル・・・
というパターンが多いそう。
 
うちのオットくんは、陣痛には付き添ってくれる予定だけど、
立会いは遠慮したいと思っています。
それがもし、当日の自然な気持ちで立ち会うことになれば、それはそれで
いいのかな〜と思ったりもします。
この話は本人とはしておかないで、自然に任せようと考えている次第です。
 
<赤ちゃんが生まれたら>
へその緒を切った後、まず私のお腹に乗せてくれるそうです。
次になるべく早く、パパに抱かせてくれるそうです。
その後は、ママの胎盤摘出や会陰切開の縫合などは、立ち会った人が外に出てから
やってくれるそうです。その間、赤ちゃんは初めてのお風呂に入って
立ち会った人はその様子を見ることができるようになっているそうです。
 
まあ、ひとまず安心しました。いろいろと。
一人一人の希望をお話しする時間はもらえなかったので、
・へその緒をあまり早く切らないで欲しいこと
・早い段階からの母子同室
・母乳以外をやって欲しくない
などの話はできませんでした。
多分、今後の検診では時々助産士さんの指導を受けられるようなので
その時においおい話してみます。